明日はデートだ!と意気揚々とした金曜日の夜。
けれど、瑞はあまりカカオを送ってこなかった。
今思えば、明日家を留守にすることで、家の中のことをあれこれ忙しかったのかもしれないな。
なんだ!瑞のやつ!!
そう思いながらも当日の朝を迎え、待ち合わせの時間に間に合うよう、家を出発した。
けれど、当日になっても瑞の様子は昨晩と変わらず、、、、なんだか怪しい。。。
待ち合わせには私のほうが先に到着し、瑞を乗せて走りだした。
でも、当然私は機嫌が悪く、走り出して30分もしないうちに大喧嘩に発展した。
私はその日、サプライズで瑞を喜ばせたくて色んなデートコースを検索しては考えていたのだけど・・・・ものすごい大声で怒鳴りあって、車の外にいる人にも聞こえるんじゃないか?っていうくらいに!
瑞はどこへ連れて行かれるのかわからないので、どこいくのかな?と不安にもなりながら、泣きながら・・・で大変だった。
あんだけ大喧嘩したら、引き返して今日はデート中止!!って言いそうなものを、私はぐんぐん走って行ってしまった。
そして、現地に到着するころには、なんであんなに怒って泣いて、したんだ??みたいな態度にお互い変わっていた。
喧嘩しても、怒っても一緒にいたいんだな~というものが、それがやっぱり一番大事な積み上げることなんだろうと思った。
好きでたまらないので、喧嘩も豪華に派手に!そいうことなんだろうな~
振り返ると4年の間に、たくさん喧嘩して怒って泣いて、、、何度ももうだめかも、、、という場面もあり、将来のことを語り合って落胆したり、希望持ったり。自信なくして私じゃ無理だなとへこんだり。。。。それでも、私が離れることができなくて、瑞をさまよわせることが心配で。。。
でも、瑞は自分自身が本当に幸せと思える場所が私のところにいることだと言ってくれる。
ただ、ヤキモチの妬き方がありえないこと。まぁ、このごろはだいぶなくなってきた。
私が浮気をしないことも、瑞に夢中だってのもわかってきたからだろう。
♪愛を捜し出して 憎むのはやめて 宇宙のリズムに乗って 今日を楽しむんだ
花が芽を出すように 陽がまた昇るように
君が生み出すよ そんな MADE IN LOVE みんな MADE IN LOVE♪
彼女も既婚者でした。
でも、全然「ステキな交際」なんかじゃありませんでした。
出会ってからは4年くらいあったのかな?ちゃんと交際になって、お別れするまで2年くらいでした。
なにが「ステキな交際」ではなかったのか?というと、コミュニケーションが全然取れない人だったからでした・・・性格的なものもあるでしょうけど、たぶん、発達障害だったんだと思います。
細かい決め手はいくつもありました。お互いを理解し認め合うということができませんでした。
私には彼女と続けていくのは無理だな。。。と思ったのは交際が始まってすぐでしたが、ある事情があって別れるということが、彼女に大きな負担をかけることになると、自分から別れたいとは言い出せませんでした。
そんなある日、彼女の家庭に異変が起き、1つのことにしか集中できない彼女には私が邪魔な存在にしかならず、別れる決断を下したのは彼女の方でした。
まぁ、ここで選択を迫ったのは私のほうだったので、「言わせた」という感じで最後になりました。
何ヶ月かして、新しい年を迎えた頃には、私は瑞と出会い、一目惚れで交際が始まっていました。
その春。桜の季節に元彼女から着信がありました。
そのとき、着信は無視しました。
もう彼女の連絡先を削除してしまい、着信表示が電話番号だけの表示であって、誰だかわからなかったのででなかったというのもありましたが、瑞とカカオトークで超くだらない話をしていて、すごく楽しかったので、わけのわからない着信なんてどうでもよかったんです。
ふと、あとになって、あれはいったい誰だったんだ?と思い、番号を再度確認してみると、番号の下4桁のみ覚えがある番号・・・あ・・・・あの人か・・・と。
けれど、当然、私は折り返し電話をすることもせず、メールなんかもわからないので返していません。もうそんな用事もないので。
そう。。。別れたかったのに、別れられず気が重い毎日を送っていて、やっと相手から選んだ別れを、また今更つなげようとは1mmたりとも思わなかったから。
自分の都合で家庭に集中することに、私を邪魔に思ったんだから、普段からもさほど大切なポジションに私はいないのだろうとも思えるから。
電話をかけてきたのは、きっと家庭内の異変も一件落着して、ほっとしたら周りに誰もいなくて寂しくなったから、、、というところではないかなと思う。
ホントにほっといてほしかった。忘れかけてた出来事、人。そんなところでまた思い出させて迷惑でしかなかった。
その頃の瑞は、まだ私が以前の交際を、とっても幸せな交際だったと勘違いしていたので、着信なんかあったりすると本気で心配していて、元鞘になっちゃうのでは?みたいに思ってたようだった。
それだけは、金積まれてもないから、いらない心配だったんだけど・・・
私にとって、コミュニケーションがとれること、というのは、なによりも大切なことで、黙っていても解りあえるだなんてありえないと思っている。
人との関わりを「わずらわしい」だなんて思うような人とは一緒にいたくはない。そういう考え方なので、たとえ喧嘩をしても不機嫌でも、それでもコミュニケーションをとって「こんな日だってあるんだよ!人間だもん!」っていう、そんな感じでいいんじゃない?っていう考え方。
うるさいくらいに、面倒臭いくらいに関わりあいたいんです。
瑞にも出会った初めのこと、そんなことを言っていたな~~
だからね、1日に何度も連絡を、どうでもいいことでも、よくないことでも、何度でもメッセージ送ってね。そうやってどんな考え方の、どんな性格の人なのかがわかるんだからね。といったように覚えています。
元彼女と形としては交際中の身でありながらも、実はほかのいい人がいれば、早く乗り換えるじゃないけれど、別れたい理由に、好きな人ができたから、といえるからな~~と出会いを繰り返したけれど、どなたもぴんと来る方々には出会えなかった。
きちんと1つ終らせないと、次はこないものなんだな~とあの頃思ったものだった。
そりゃそうだな~~土台を積み上げるためには、1点集中していかないと積みあがらないものなんだよね。そう言い聞かせて!偶然の出会いに感謝したあの日・・・
当然、そのあとホテルの予定があったけど、結局空室状況はアップされてないので、準備中なんだろうな~と諦めていた。
4月のライブチケットをまだコンビにで発券できていなかったので、ひとまずそのコンビニへ行くことにして、チケットを発券した。
待ち合わせの駐車場へ引き返す途中で、いつものホテルの前も通ってみたけど、やはり準備中で車も沢山停まっていて、置くところもなさそうな感じ。
珍しくホテルに行かない週末を迎えることになった。
駐車場で、出会ったばかりの頃の話をしていた。
初めてふたりで泊まりで外出したのは、出会って二ヶ月という、結構早いペースでの出来事で、あの日は伊豆のほうへ河津桜の夜桜ライトアップを見に行こうという企画ではじめた。
「泊まりで行こうよ」と誘ったわけではなかった。
瑞にはまだ小学生の子供もいたので、泊まることは不可能だろうと勝手に思っていたし、上の子は翌日サッカーの練習があるという時だったので、泊まりは無理だと決め付けていた。私は慣れない道をずいぶん長いこと運転することになり、そこから家まで無事に帰れる自信もなかったので、最初はひとりで泊まって翌朝、また瑞の顔をちらっと見たら帰るつもりでいた。
泊まるからね、と伝えると、「えーー!私も泊まる!」と言い出し、それがはじまりだった。
初めてのお泊りデートで私はかなり緊張もしていた。
けれど、その後、夜桜を見て、チェックインしたあとにそれぞれ風呂に入り、そのあとの様子から「へんだな。。。嫌われてるかも。・・・これでもう会わないとか、実はほかに好きな人が。。とか、嫌なことを言われて別れることになってしまうのかな?」といいことが浮かばなくなるような瑞の様子だった。
ひとりでTVをずっと見ていて、なにも話してはくれないし、私は布団に入ってるのに隣に来てもくれないし。。。。つまらないのかな、、、と感じていた。
そこは禁煙部屋で(禁煙しかなかったのかな?瑞がいるので遠慮して禁煙を選んだのかな?)
「ちょっと煙草いってくるね」と部屋を出ようとしたとき、瑞が「部屋にもどる前に携帯へ連絡して!」何事が起きているんだろう???まさか、ほかにつきあってる人がいて、その人へ連絡したいのに、私が邪魔で連絡できずにいるから、内容を聞かれたくなくてそう言ってるのかな?と、とても残念な気持ちだった。
けれど、実は、。。。おなかの調子が悪く、トイレに行きたいけど、私が狭い部屋にいると思うと、自由にトイレに入れないということを恥ずかしそうに言っていた。
なーーんだ。。。ホッ・・
私は寒さ堪えて外で煙草を吸いながら、瑞がOKの連絡をしてくるのを待った。
30分くらい外にいたんだろうか?その後、瑞から連絡があって部屋に戻ったが。。。
今思えば、あの頃はまだホントにキレイなとこしか私に見せないようにしていた瑞だったな〰 なんて話していた。 今じゃ。。。。え?!なに?今の音?? ってなこともあるし、勝手にさっさかパンツ脱いで布団に入っちゃうし。-w よく昔の思い出話はするのだけど、あの日の出来事は割りと登場する頻度が少なかったなぁ。 私はいつーも、もうフラレるかも、もう嫌われるかも、と、結構ハラハラドキドキしながらいたのが本当で、それでもどーしても、さらけ出した交際がしたくて有りのままを見せてきた。 これで嫌われたならしょーがないや!私じゃイヤだってことなんだもん!簡単でいいじゃないか! と割りきり開き直り、そんな不安も持ちながらつきあっていたなぁ。
私は仕事を終わってから、夕方の待ち合わせで瑞と合流。
いつも行く、温泉施設のマッサージに行った。
いつも、うまい人に指名するので、事前に瑞に予約を入れてもらっていた。
やはり今回も格別うまかった!
ヤバかった左肩も元気になりました。
ありがとう!
もう少しのんびりしたかったけど、やはり夕方からのデートだと、時間がね。。。
先週、赤坂で焼き肉食べたくせに、また今日も焼き肉行こう!ってことで、チェーン店の焼き肉。
我々にはこんなもんでいいなーと思ってたけど、あの、めちゃうまかった赤坂の焼き肉より、このチェーン店の方が会計高くなった!!これは損した気分だね!
中学生の団体が沢山いた。
春休みに、部活なのかクラスなのか、大勢で集まって楽しそう。
しかし!後から入ってきた二人。
これは年齢30歳前後の男女で、明らかにカップルではなく、友人なんだなと思われる。
この女が!!
ふてぶてしくて見るのも嫌だった。
話してる声はデカイのに、内容はえげつない!
中学生いるってーのに!
『彼氏とセフレは別だから!』
とか。
『今度会う男は彼氏になると思う』
とか。
たいして美人でもない。表情は不幸オーラ満載。
タバコバンバン吸いながら、ビールガブガブ飲みながら、そういう話を得意気に話す態度が、ホントに気分悪くて、周りの大人は振り返ってその女を見て、店を出ていくほどバカ丸出しだった。
どんな間柄でも、外食に行こうというんだから、楽しく笑顔で食べたいと思うんだけど、ずーっと、笑うことなくまずそうな感じでガツガツ食ってた。
あーやだやだ!!
あんなの彼女なんかにする男、いるのかな?
『今度会う男は彼氏になると思う』って、相手はそう思ってないんじゃないかな?と、相手のことは知らないけど、女を見ていて思った。
私はそいつが、中学生にとって、とても悪影響だなと思って気分悪くなった。なので、早く出たかった。しかし、メニューが全品揃わないので、帰れない。。。
瑞が、
『出会い系で、あんなの来たらどうするの?』
と聞いてきた。
もう、出会いを探すことはないが、瑞と知り合えてなければ、まださ迷っていたかもしれないし、そーなれば、あんなタイプも来たかもしれない。
『ごめーん。。お腹痛くなっちゃった。。。帰るよ。また連絡するね!ごめんね。。。。。。と言って即、着信拒否』と言ったら、笑っていた。
見るからに、頭悪そうなのは嫌いですから-w
続く
この季節になると、
いろーんなことを思い出すけど、
今でも不思議に思うのは、ほとんど同時期に死んでいった2匹のワンコたち。
愼の家にいたワンコと私の家にいたワンコ。ほとんどひと月の差で、あっという間に死んでしまった。
しかも、名前もそっくりで、
初めて聞いたときはびっくりしたなぁ。
なんだか、2人、私と愼が出会うのを待って、待ち合わせたかのように旅だったみたい。
ほんとーにほんとーにかわいい子だった。いつもニコニコしていて。もう、推定15歳以上のおばあちゃんだったけど、大好きだったよー。
先週の今頃は、ウキウキだった。
だって翌日はTRICERATOPSのライブで東京に行く予定だったから。
あ~、思い返してもほんとに、楽しかったなぁ。
でも、これからもあちこちたくさんの予定が計画たててるし、
たくさんたくさん楽しもうね!愼!
「長続きするカップルの秘訣。
それは、次の予定があること!」
って愼が言ってた。
あっちもこっちも一緒に行きたいよ、愼と。
日曜日、赤坂Bizで食べたモーニング↑
めっちゃ美味しかったランチの焼き肉↑
赤坂の『草の家』
ほんとにお肉がとろけるよーでした!
赤坂日枝神社の鳥居。
ご祭神は『スサノオノミコト』
ここに来るつもりじゃなかったのに、「呼ばれたね~」
と愼と顔を見合わせた!
って、歌の歌詞もあったが。。。。
出会ったはじめての3月のことを思い出すと、そりゃぁ。。。心配なんだけど。
夜には帰ってくるので、おりこうさんにしててくださいね。。。瑞。。
「そんなに心配で、そんな疑うなら行かなきゃいいじゃん!!私と会ってれば!」って言いそう。
だから。。。準備してください。娘のための。。。
そしたら、翌日はちゃんと楽しみ盛りだくさんで楽しもうね!
プラネタリウムを出てから向かったのは六本木。ここも愼が予約してくれた居酒屋。
めちゃくちゃお腹がすいたーー!
個室になっていて、
座ったら目の前に東京タワー!
うわっ!!
東京タワーに車のテールランプ。
都会のネオンの街並み!
すんごい!
ここで愼と乾杯してご飯食べて。。
この街の住人だったら、たまにはこんな風にデートをしたりしてたのかなー。。
そしたら、どんな二人だったのかな
考えるのも不思議な感じ
続く
アンコールの請求の途中だったけど、
「次の予定が間に合わないかも!」
とのことで、ここでお先に抜け出して電車に急いだ!
我々の住む地方と違って、都会はどこへでも電車地下鉄で移動する。電車の、時刻なんて、気にせずに乗れるものに乗るという。地方じゃ一時間に一本とか多くて4本とかしか電車が走らないから、電車の時刻にあわせて動くんだけど、都会はそーじゃない。だから電車移動が栄えてるんだな。ww
こんな時間に、こんな都会を
愼と移動してるなんて!!ほんとに、想像して憧れてたシチュエーションだけど、現実になるとは思ってなかった。だけど、愼のソワソワぶりから、次の予定が時間に間に合わない可能性が高いことを知る。
「やばい。遅れたら入れないかも」
なーんてことをいう。
どこに行くのか聞いてはいなかったけど、予想としては『プラネタリウム』。
けど、行きたいね!と以前話していたプラネタリウムの場所がどこだったかわからなくなっていて、そこに向かっているのかどーか。。わからなかった。
『スカイツリー前』で下車。
ソラマチタウンを走り、向かった先は!!
プラネタリウム!!
以前、話していた、
寝転がって見れるシートのあるところ!
愼が覚えていてくれたことに、びっっくりした!!
しかも、この、カップルシートみたいなところを予約してくれたなんて!!
恥ずかしがって嫌がるかと思ってたから。
すんごく、嬉しかった!!
シートに二人で寝転がり、プラネタリウムの星空を見上げながらこっそり手を繋いでみたw
嫌がるかな~??。。。と思いながらも、愼の指を握ったら、愼も私の指を握ってくれた。
そのまま終わるまでずっと手を繋いで観てた。
ふと見たら、時々目を瞑っていた愼。
毎日仕事で遅くて、今日のためにあちこち予約もしてくれて、移動の方法も検索してくれて、考えてくれて、
クタクタに疲れてるんだなぁ、、
と思ったら、ギューーーーーーってしたくなった。
あ~ベッタリくっつきたいなぁ。
星空を見上げながらめちゃめちゃ幸せ感じてました♪
続く
赤坂BLITZの前にある枝下桜。
東京はちょーどこの日、開花宣言したそう。枝下桜は少し早くに咲くんだね。
たーくさんの人が集まってた赤坂BLITZ。TRICERATOPSの人気は根強いな~
私は愼に教えられて聞くようになったから古いファンではないけれど、きっと古くからのファンというのはずーーーーっと好きなんだろなぁ。
いきなり、始まりは、fever♪
少し前に愼の車で聴いてた曲。ノリノリでスタート!!
曲もさることながら、メンバーの人柄にも惚れ込む要素たっぷりのバンドだなぁ~。
肩の力が抜けていて、ゆるゆるしてるけど、演奏は、ぴかいち‼️
続く