だいぶ前のこと。

いつものように、瑞とデートの帰りはそれぞれの帰路へ向かい、道中ハンズフリーで通話しながら帰る。ある日のこと。会って顔を見ているときに、そういう話をすればいいものを、、、離れてしまってから語りだす、中身の濃い話題。。。
もうじき到着までわずか３分以内というところで、「もう到着したから、続きはカカオで」とは言いたくもなく、もう少し詰まったところまで話したい！という思いから、私は近くのある店舗のパーキングまでいき、停車して話を続けていた。
時間は深夜１時過ぎていたかな？

そこでだいたいの話が終了しかけていたので、そろそろ家にもどるよう、車を発進させようかな～～というところで、パーキングの家の前の家に明かりがついた。
気がついた私は、「あ、気づかれたな」と感じたが、まさかその家人が家から出てくるとは思わなかった。ふと気がついたら、私の車のほうに歩いてきて、覗かれた！

これはよくない！！！とすぐに発進させた。
その家人は自分の車に乗り込み、エンジンをかけた。まさか。。。そこから追いかけられるとは思わなかった。

少し距離があったので、またそこから少し離れた自販機のあるパーキングに停車した。
あ、さすがにそこまで追いかけることはないか。
と、そこで少し瑞が自宅付近に来るまで待つことにした。
瑞が「そろそろ到着だよ」というので、私も・・・と出発しかけて、その追ってきた奴に気づかれてしまった。まさか、こんなところで出くわしてしまうとは！！

そこから、超バトルが始まった。
もちろん、自宅を知られては困るので、自宅を通過し、ぐんぐん人里離れた方まで走った。
奴は、自分のナンバーがこちらのルームミラーから確認できないほどピッタリくっつき、これは私がブレーキ１発踏めば追突になるだろうなと感じる状態だった。

私は若い頃、走り屋のようなことをしていた。当時はとある坂道、「下り最速」などと呼ばれていた。内心、「こんな軽自動車くらい、あっさり巻けるし！」とも思ったが、「いや、こいつと事故ったら後が面倒臭そうだ。相手にしないほうがいい」　そう思った私はスピードを落とした。
瑞とは電話が繋がったままで、こちらの状況を伝えていたので、とにかく心配していた。
そのときの様子では、まさか、こいつは追突目的で追いかけてきて、当て逃げしようとしてるんじゃないだろうか？と感じられるほどの走り方だった。

なにがしたかったのか・・・・？
結局、散々追い掛け回して途中で引き返していったので、なにも被害はなかったけれど、異常な行動に気味悪さを感じた。

こんな出来事があって、どれくらい経過しているだろうか？

先日、その話がまた浮上した。
どうやら、近所ではかなり有名な話になっているらしく、奴はすでに警察でマークされている人物になっていた。
こんなことをされたのは、私だけではなかったことを知る。
近所のご婦人方、多数が嫌な目に遭っているとの情報。
そして、やはり皆さん、家を知られたくないという思いから、用事もないあたりまで随分走って逃げたということだった。

警察はすでにこの通報を受けて、奴のほうまで話を聞きに行っているらしいが、結局なにも被害というところまで行っていないため、もちろん逮捕もできないということらしいが。。。
聞くところによると、女性のみしか追いかけていないらしい。
なにが目的なのかな？でも、年齢６０過ぎているらしいこの男が、昼となく、夜となく、こうして女性ドライバーを狙って追い掛け回すというのは、強姦目的？という気がしなくもなかった。
今では「あおり運転」で罰することができると思うので、ドライブレコーダーでも提出すれば、一発なのかもしれない。けれど、あおり運転ではなく、なにかもっと、あっさり引っ張ってもらえるなにかないかな？
イカレテルからこういうことをして、楽しんでいるわけで、もしも、誰か車を停車させて「なんの用で追いかけるんですか？」なんて話を聞こうと奴の前に出て行ったら、、、、最悪、強姦されてしまうのか、殺されてしまうのか。。。そんなことが起きてしまうのかもしれない。
それじゃ遅いので、誰かが通報してくれたのだろうけど、現場を押さえてないからとか、被害に遭ってないから、という理由で警察が引っ張れないのは、誰かが被害者になるのを待ってるみたいだ。

どこの誰だか、はっきりしているというのに、証拠がないと警察は動かないんだな。。。がっかりだ。
運転中は携帯電話の使用も禁止されていて、いざ、こういうことが起きて、通報したくても逆に捕まるんじゃないか。
助手席から、違反運転手の通報をしたとき、「GPSが動いている。運転中か？」と聞かれたことがある。ん～～市民の安全を守るのが警察官なんだろうけど、守られたくて救助求めて、警察捕まっちゃうなんて嫌だしな。・・

圧倒的に、自分の方が毎日余裕がある。
１度に色んなことが同時進行でき、同時に考えることができる。優先順位の選択ミスがないから、スムーズに事が流れ、無駄がなく終了できる。　だから、時間も無駄がなく体力も無駄がなく。

同業者でライバルにはなるけど、ライバル感はなく、むしろ同士の間柄の仲間から、

『確定申告終わった？』
とLINEがきた。
『え？もう２月に終わらせたけど？』

『えー？！抜け駆けだなー！こっちはまだ終わらないんだけど！！助けてよ！お前、なんもできてない！って言ってたから、今頃死にそうになってるかと思ったのにさ！』

と。。。
確かに何もやってなかったけど、やってないと言ってもゼロじゃないですよ。そりゃぁ。
最低限のことはやってますよ。毎月月末に。
切羽詰まってから、慌ててやっても、やれるのは限度がある。仕事はしなきゃいけないし、睡眠も休養も必要。

瑞と会う時間を割いてまで、事務処理なんかに時間使いたくないからね。

『そりゃ、ずいぶん怠けたね！最低限はやらなきゃダメですよ！がんばって！』

ヤバい、ヤバい、と言ってはいました。１月～２月前半までは、でも、わかってたことなので、瑞からみても、そんなに大変そうには見えなかったんじゃないかな？平日休みは２日くらい潰れたけど、そんなものみんなそうだし。

この頃、仕事は忙しくてハードだけど、なんだかとても時間がうまくいくので、なにをするにも余裕綽々。

逆に瑞は、卒園式も近くて大変な季節だな。
帰って家事して、すぐに寝てしまう。
話したいことあっても、あー早く寝るんだなとわかると、引き留めるのも悪いし、どーせ話の途中で寝てしまうだろうから、ま、いいか。と。

今週は色んな当番が回ってきていて、疲れる。
ということらしい。だから、仕方ない。
週末はまた楽しみがあるけど、瑞はそれどころではない。まず、仕事かたずけないと、浮かれてられないんだ。

まーそんなときは、自分も寝るかな。
疲労は溜まってるし。

ふたりのペースの違いに、慣れないと、つまらなかったり寂しかったりしてしまうので、そうならないように、ほかにやるべきことをしたり、からだを休めたりしながら、うまく調整していこう。