2ntブログ
FTMの彼とノンケの彼女の気ままブログ。喧嘩もHも濃厚な、ぐっと濃いブログです(*^^*)
2024/03«│ 2024/04| 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 »2024/05
22:26:36
「ついに呆れられるまで 直らないほど馬鹿なのに 君に嫌われた後で僕は僕を
好きでいられるほど阿呆じゃなかった」

自分が自分の付き合い方を完璧だと思うわけではないけれど、自分にはこんな付き合い方しかできないので、瑞がほかの人が良ければおとなしく身を引くしか、方法はないんです。
5年というのは長いのか短いのかわからないけど、やっぱり誰もが思い願うように、私も同じように、私のことをしっかり見ていてくれる人がいいなと、それは若いころからなにも変わってなかった気がします。日常がすこぶる安定した日々を送る一方で、瑞との関係は浮き沈みが激しく、それを好きだという感情があるが故の波なんだろうと思ってきたけれど、1つ1つ噛み砕いて振り返れば、私が一方的に噛みつき怒りをぶつけていて、しかしそのぶつけたボールはど真ん中に送り返されることがなかった。
変な占い師はこう言った。「彼女は大人なんです。あなたが子供過ぎるんです」あ、、、だめだ、この占い師、全然視えてない。金出して話を聞いてもらうような人じゃなかったな。。。とすぐに終了させたことがある。
瑞は自分だけが楽しく気分よければそれでいいだけ。私がどんな思いをしているか、そんなことは眼中にないだけのこと。相手に振り回されない気持ちの強さというのは私のほうがかなり強く、瑞は人の意見にどんどん流される。そういう流され変わりやすい心の部分に私は常に不安を感じているんだ。
そして、直球を投げたことに対する、返してはもらえないことが私の心の闇を深くしているのだと。
だから何度も同じことを繰り返す関係なんだろう。
大人だとか子供だとか、そんなことじゃなく、思いやりなんだということ。
相手に不快な思いをさせているのではないか?どうしたのか?なにかあったのかな?なにか嫌な思いをさせるようなことをしてしまって傷つけたかな?など、誰よりも特別な相手にだけは、そこはしっかりアンテナを張って心の動きを観察すべきではないだろうか?
そういうことが面倒だというのなら、恋愛なんかするべきじゃない。守られることばかり望んで、守ることをしないような人間には、恋愛などする資格もない。
求めるだけ求め、与えることができないような人間なら、恋愛よりも先に学ぶことがあるはず。

多くを求めすぎてるのかな?と思ったとき、もう求めるのはやめようと思ったことがある。
しかし、なにも求めるものがないんであれば、その人が相手でなくてはならない理由もなくなるんだなと思った。

今夜も瑞はご機嫌で、なにも考えてないなってことが感じられる。
いつも取り残されてひとりきりな気持ちでいるのは、自分だけ・・・ってことか。
ホントは今夜も今日の職場での悪口でも言いたいんだろうけど、またぶつぶつ言われるだけだと押さえているのが本当のところかもしれない。

「どうして あぁ どうしてだろう 元から形を持たないのに あぁ心が あぁ繋がりが壊れるのは・・・・」

もう壊れてるのかもね。。。。馴れ合いで離れないだけ?

ズバッと、ほかに好きな人ができた。とでも、どちらかが言い出したら、楽になるのかな?
楽しい話だけをすればいいと、勘違いして一生懸命楽しい展開に持っていこうとしているのかもしれないけど、そうじゃない。
私がほしいのはそういう「楽しい話」じゃない。
納得していないことが山積みになっていて、自分が取り残されてることを痛くなってきたこと。
解消してくれと叫んでる想いに気づいてほしいだけ。

「なにを言えば納得してくれるのかわからない」
瑞の答えはきっとそんなものだろう。

求めても無駄ってことかな・・・結論として言うならば。。。


16:13:18
払拭できない思いがあります。
自分がFTMであるということがすべての原因で、そのために永遠の愛を手に入れることなんかできないんじゃないかっていう・・・
思い込み。
性格とふたりの相性の絡みでしかなく、何年つきあってたら大丈夫なんだなんてものはないんです。
瑞が一生私でいいなんて、私だけそばにいればいいだなんて、そんな「永遠」はあり得ない、そう思っている自分をわかっています。瑞から言わせれば、「私は信頼されていない」ということになるでしょう。
「あなたの愛は信じられる」なんて感じたことある人ってどんだけいるんだろう?
いつも誰かに横取りされやしないか?とか、心変わりしちゃうんじゃないか?とか、いつもいつもそんなことばかり気にしてたら、交際なんて疲れちゃってできないよな・・・・

瑞は今年の春に職場を異動になり、また新たな人間関係が生まれました。
私は瑞に出会ったころから、瑞にあまり人間関係が豊富にないことを気にしていました。
私の交友関係に比べると、本当に少なくて、それは当時の働き方にもその影響はあったのでしょうけれど、なんだか本当に大切に思いあっている友達もなく、うまくいいように利用されてるのでは?とも感じるつきあいが、そこかしこに見受けられていました。
もっと、交友の幅を広げて、あまりよくない人間関係とはきれいに自然に切れるといいなと思っていました。
そう、瑞自身が変われば合わない人とは会わなくなって縁も切れていくはず。
今でもその気持ちは変わらず、もっといろんなひとがいるんだってことを知ることは、自分の視野を広げるためにも大切なことであるし、色んな職種の、色んな社会性のある人達とご縁があればいいと思います。

異動して2か月経過しました。同じ職種でも在籍するところによって、いろいろ作法は変わりますが、それに慣れないせいか、ギスギスしているなーとは感じていました。
表情も明るくはないし、発言も聞いていて興味深くなるような内容でもなく、私は一緒に過ごす時間を少々退屈に感じていました。ズバリ、同僚の悪口だらけになっていきました。
1日一緒にいても、どれだけ悪口が時間を占めていただろうか?いつのまにか、私は瑞の話を半分以上聞いていないことがありました。相槌すら打たなくなりました。
「会いたいから会うんじゃないの?なんで私の知らない人の悪口聞かせるの?それなら、私とわざわざ会う必要なくなったよね?その悪口を聞いていて一緒に同感したり同調したりして、即座に理解してくれる同僚に話せばいいじゃないか」と、思うようになっていました。
「あ・・・・瑞は休みの日に家に居たくないから外に出る口実がほしかっただけなのか。別に私じゃなくても暇つぶしのアイテムになってくれる人がいればそれで埋まるんだ。。。」
スケジュールが埋まっていないと不安になる人が存在するように。瑞もそうなんだろう、と。

前の職場でも、泣けるほど嫌な人がいて、その人と一緒に仕事をするのが苦痛でたまらないと言ったとき、私は「異動願を出して、もうひとつの職場へ移ればいい」と言いました。そうすることで、少しでもストレスが軽くなるのであれば、と。
しかし、言いながらも、どこにでも合わない人は存在するのだし、どこへいっても、次はもっと別のことでストレスを感じることが必ずあるんだけど・・・・と思いましたが、真剣に仕事に取り組んだことがない瑞には、はっきり言って経験させていくしかないと。
100%自分の気持ちがいいような職場なんてあるわけがない。自分で会社でも設立させて社員を雇えば、もっと気持ちがいいようになんて仕事はできなくなるものだ。それもこれも、現実を知らない瑞にはとにかく話したところで無駄なことだった。

結局、異動先に入ってみても、同じように嫌でたまらないことが早速出てきた。
「我儘なんだってば!そのくらい、みーーんな我慢できてることなんだってば!」
叫んでも届かないね。わかるわけがない。
泣け!苦しめ!それで自分の課題にいつか気が付くだろう。

異動して急に元同僚と会食の日が増えだした。
最近は、異動しなきゃ良かったと言わんばかりの言葉も出ていて、あっちのほうがここがよかっただの、こっちはこんなんだから嫌だの、比較してできることなら戻りたいと思っていることも感じ取れる。懐かしくてみんなと居たころに戻りたいと思うからか、「相手からLINEが来て・・・」と私には言うけれど、どうせ自分からLINEしてんだろう。今の職場のこんなことが嫌で、この人が嫌いで。。。そう話せば、ほかの人は異動の経験もあったりで過去にそこで働いていたからわかる人もいれば、瑞が嫌いな人と言ってる人物のことも、一緒に仕事したことがあるからわかるだろうし、とにかくこのストレスを受け入れ、聞いてくれるであろう元同僚に話を聞いてほしくてたまらなくて、そうやってこそこそLINEをした結果、じゃぁー食事にでも、という展開になったんだろう。私にはあたかも、周りの人が誘ってきたという言い方をしたけれど、瑞が誘ってることに気が付かないわけがなかった。そうでなければ異動する前から、もっと沢山出て行っただろうに異動してから急に増えたのは自分が声をかけているからなんだ。

あまりにもそのその会食は連続で回数が増えて行った。
ついには、私には「いつになるか決まってないけど、近々には行く」とだけ話、当日になるまで計画を話さず出かけて行った。
ピンときた。
元同僚のたぶん、「アノ人」に会いたいんだ。メンバーという複数を表す言い方をしていたけれど、目的は「アノ人」だ。
ふたりきりで出かけるんでしょ?と聞いた。すると、「3人」
は?たった3人?メンバーって、3人ぽっち??
そして、よくよく聞けば、「アノ人が呼んだもうひとりと、私。」「もうひとりは、別にいてもいなくても私には別に。。」
それみろ!どうでもいい人が欠けても、アノ人がいればそれでいいんじゃないか。
私がピンときて、こういうことになってることが、気持ちの中に言えない何かを秘めているんじゃないのか?と問い詰めたので、「アノ人がふたりで行こうと言ってきても、私は行かないよ」と言ったが、いやいや、私がボケーーとしていて、黙って、はい、いってらっしゃーーい!と気持ちよく送り出していたなら、ふたりきりでも会ったはずでしょう。会うって!そりゃ・・・

私は瑞には、私に言えない本心が、アノ人に傾きだしたことを感じていた。
同じ会社の社員で職場が違うだけの同僚であり、一緒に働く人にLGBTであることを告白する勇気はない。それは私も同じなのでわかる。それを言ってしまったら、アノ人と食事にでかけることなんかできなくなるし、白い眼で見られて話しもしてもらえない。もしかしたら、誰かに噂話で流されてしまうかもしれない。そしたら、仕事もできなくなってしまう、。。メリットなんかどこにもない。言わないまま、こうしてLINEしたりたまに会えることで十分だと割り切るしかない。
万が一、告白して気持が通じたとしても、彼女は既婚者で家庭があり、将来のことは最初から夢さえみることはない。特別な感情に蓋をするしかない。瑞はそう決めたんだろう。

「私は彼女に恋愛感情なんかない。恋愛対象としてみたこともない。気持ちが悪い」
そういった。
気持ち悪いように思う人に、LINEしたり食事したりなんてしたいとも思わないんじゃないのか。

いつものことではあるけれど、喧嘩の原因は、大概こういった、瑞の気持ちが揺れたのではないか?といった内容であって、私がズバリを叩きつけ、弁解するのが瑞。
けれど、いつだって最深部のところがクリアになることはない。
今回も同じく。瑞は話題をすり替えて、いつだって私が悪者だったから喧嘩になったかのような話のすり替えをし、私が浮気でもしたみたいな話にされていく。
それで気持ちがすっきりしたらしく、晴れやかな顔で現れた土曜日。
もやもやが残ったまんまなのは、いつも問い詰めだした私に残る。

攻撃されたら、攻撃してやらないと気が済まない性格の瑞。
追及しだした私の言葉が弱くなればそれでOKだと勘違いしている。
なので永遠に払拭できない。
重ねていくのは不信感ばかり。

瑞がすっきりしたのには、もうひとつ理由がある。
「私、なにか悪い霊でも背負ってるんじゃないかな?」と6月に入ってからずっと言っていた。
私も瑞に会いたくないと感じたころと同時期だったのだけど、それは、瑞の顔つきに嫌気がさしていた。
人の悪口を言うために集まって、ボロクソ言ってはゲラゲラ笑って。。。そういう瑞が会いたくてしかたがないメンバーとの会食などから、人格が歪んできていることに、瑞が全然気が付くことはなく、私が「へし曲がった口」という説を唱えることで、「悪い霊がついていたんじゃなくて、悪かったのは自分自身だったんだ」ということにやっと辿り着いたからだった。
「悪口を言ってゲラゲラ笑うのが楽しいと思う人間とはつきあいたくない」
はっきり言った。
「私はだいたいいつも、聞いてるだけなんだけど・・」
嘘ばっかつくな!中心になってボロクソ言ってるくせに。
「そこにいただけで同罪だよね・・・・」
ズルい女だなと思った。
首謀者、主犯格のくせに・・・
恰好ばかりつけて、嫌われたくない態度をとる姿。
一番の赤鬼だってバレバレだよ。
「人の悪口いうひとは、必ずどっかで言われてるよ。ひどく言われてるんだろうね」

散々、逆に瑞にむかってボロクソ言った夜だった。
隠れてこそこそ悪口大会やるような人間とまとまりたければ、まとまればよし。
類友という言葉もあるように、そういう人種で固まればいつでも楽しいだろう。
言いたいことがある相手には、面と向かってどうなんだ?!とバシッと聞く私には、影口を叩くタイプの人間とは反りが合わない。
類友とはほとんど、心が揺れる相手にはなるケースは多いんじゃないかな。
理解してくれる人というポイントが高いものがあるからね。
でも、私が求める彼女、それは対等でいたい。
なのに、そんな底辺の会合に心が躍っているような女じゃ対等とは感じない。
たいした人間でもないくせに、人のやること、言う事が気になってしかたがないなんて、どんなプライドなんだ?

私は、こんなじゃもう、つきあっててもしょうがないな、とさえ思ったので、別れてもいいから、アノ人が気になってるんだってことを、まだなにも始まってないからとかいうズルい理由じゃなくて、自分だけの気持ちであっても私に話すべきじゃないのか?と言った。

瑞は、今後もこういうつきあいかたを私にしていくんだろうな。
なぜなら、自分の感覚や決めたことに自信が持てないから。
私のそばにいれば、きっとそれは間違いじゃないという、それだけは正しいと思ってるんだろう。
迷うことが日々の生活の中で出てきたとき、私が答えをだしてくれ、それに従えば間違いはないと思うんだろう。
ほかに好きな人が出てきても、そっちへいくより、このまま私と続けていくことを選んだほうが正しいと思うんだろう。

ブス三匹悪口大会、鬼会合は今後も続くんだろうけど、きっと、私には黙ってか、嘘をついて参加することになるんだろうな。
アノ人への気持ちを封印し、戸籍男ではないこと。からだの関係を持つことがない場面であればそれは浮気ではないとでも思っているんだろう。
私が本当に浮気してしまったら、瑞はどうするんだろな?・・・





2018/06/26
11:50:00

「そりゃ~気にするさ!」

っていうと、瑞は「そんなこと気にすること無い!気にしたことも無い!」

っていうけどね。

そりゃ~~~FTMが何を気にするか?って、SEXに満足してるのかな?っていうことは、非情に気にするし、瑞のようにノンケの子だったら、密かに「あぁ~~やっぱりホンモノが欲しい。。。」とか思うんじゃないかって、そんなことも思ったりする。実際あっても、そりゃクチが裂けても「うん、、、ホンモノがいいな~って思うことあるよ」なんて言う訳ないだろうよ。

だいたい、そんな思いやりの無い女じゃ、付き合えないじゃないかよ・・・・


てことを、体調崩すと思っちゃうわけですよ。


FTMという事情があるからですわ。。。


あぁ~~~痛いよぉ・・・・・早く治らないかな・・・・(なにが早く治れって思うかは瑞のみ知る)


そりゃ~~FTMじゃなかったとしても、へたくそとか、自分勝手とか、そういうのは嫌われるんだから、へたくそとか、気が利かないとか、諸々どう思われてるんだろう?って、そりゃ考えたってしょうがないけどさ・・


そういえば、そういう歌があったっけな~~w



そりゃほかに男もできるわ~~~♪



22:01:03
先日、Aqua Timezが解散という発表がありました。
すごくショックでした。。。。
彼らの曲の「虹」という曲は、すごく自分の性に関わる部分で、背中を押してもらえる曲だったんです。
何度も繰り返す「大丈夫だよ」というフレーズ。随分落ち込み、悩み、苦しみ、毎日どうしたらいいのかをぐるぐる考えては答えは出せず。それでも「大丈夫だよ」と励ましてもらえた曲でした。
彼女が欲しいとか、でもつきあうことになったらカミングアウトしなきゃいけない。できるのか?
女性として生きると決めたんだから、もう彼女を作ることは諦めようとか・・・

でも、やっぱり恋愛したくて、どうにかなるかな?
「本当に大丈夫かな?乗り越えてゆけるかな?・・・大丈夫だよ」
本当に受け入れてくれて、好きになってくれたなら、乗り越えていけるものだろう。
そんなことを考えて、やっぱり誰かを好きでいる自分でいたいな、と思っていました。

「別々の空を持って生まれた 記憶を映し出す空  君には君の物語があり、僕の知らない涙がある。
もしかしたら僕が笑う頃に 君は泣いていたのかもしれない 似たような喜びはあるけれど 同じ悲しみはきっとない」

普通の空を持って生まれた人、ちょっと変わった空を持って生まれた自分。
やはり、接点なんてないのかな?って、それじゃどんなに苦しみ悲しんでいても、なかなか理解されることはないのかもしれないな、、、とがっかりしたり。

かなり焦ったころに聞いた、この「虹」という曲が大好きで、今でも聞いています。
今は、あの頃に感じていたような苦しみとか悲しみはあまりないけど、やっとふたつの空が1つになるという感覚を少しずつ味わっているような気がします。

瑞に出会って4年のうちに、よく話す思い出話は多数で、初対面となったあの日に始まり、初めてのお泊りデート。遠出。色んな話を振り返りながら話すと、それぞれに当時思っていた言えなかった気持ちなんてものが今なら言えたりして、それを聞いてまたホッとしたり誤解があったりを笑って話しています。

「巡る季節のひとつのように 悲しいときは悲しいままに 幸せになることを急がないで
大丈夫だよ ここにいるから 大丈夫だよ どこへもいかない また走り出すときは君と一緒」

「幸せになることを急がないで」 そうだ!焦ったってしょうがない。まずは自分を超えること。
そしたらきっと、その先には幸せが待ってるはずだよ。
そう信じることを教えてくれたようなそんな曲でした。
あの頃に比べて、恋愛に対して臆病ではなくなってきた、図太さが出てきたような気がします。
瑞は大変だと思いますがw

音楽って人を助ける魔力があるね。





23:05:00
今日はちょうど仕事あがりが瑞と重なった。
帰ろうかな~と思っていた矢先、瑞が終った~とカカオしてきた。
帰り道、電話ハンズフリーで通話して帰ろうということになり、お互い車に乗り込み、ハンズフリーマイクをセットしたところで、通話開始。
ほぼ、同時くらいに到着するはずなんだけど、帰宅ラッシュの時間帯は、私の方が混雑することが多く、少し瑞の到着より遅くなることが多い。

最初は今日の出来事、みたいな話で、瑞がいつもモヤモヤしていた業務分担について、一声掛けたことで意見に同意してくれる人があって、瑞の提案が通ったという喜びのお話だった。
私の方は・・・・どうしてもひとりの時間がやってくると、体調の悪さが気になり、誰かが居れば気が張って気に留めないでいる時間には平気になるが、やはりひとりはだめだな。。。
やっぱりこの体調の悪さが精神的にも圧力をかけてくる。
昨日、仕事が終ったあとに、瑞と合流してホテルで爆睡して、やはり瑞の横にいると深くよく眠れるんだけど、その夜、ひとりで布団に入れば目がさえて、翌日のことを考えて早く寝なきゃ、と無理やり寝ようとしても眠りが浅いことを感じた。

帰り道の通話で、やはりこの定期的にやってくるしんどさが、瑞にろくなことを言わなくなるという話をはじめた。自分の超えられない性の部分に苛立ちがあって、もう4年もつきあってきて、その間、1,2回どちらかが、あるいは双方、浮気をして修羅場を迎えたことがあったというのなら、瑞が別の男ともセックスしてみようかなと思ったりするのではないか?という心配をしても仕方がないだろうけれど、お互いその間1度も浮気などないのに、いまだにそういう心配をしているという、弱さに自分自身、腹が立つということ。デリカシーのない質問をいくつも投げたくせに、その回答が、もしも最悪な答えが返ってきた場合の想定も腹を括れていないくせに、そういうことを言う自分。
諸々、とても自分に嫌気がさしていて・・・・とまた、煮え切らないバカさを見せて話た。
瑞は、「私が愼を傷つけるような答えを出さないってわかってるから言えるんだなって思ってるよ」と言っていた。そして、「何年つきあっていても、誰かと接点持ったりしないか?自分は飽きられるんじゃないか?みたいな不安はなかなか消えないよね」とも言っていた。
瑞はFTMとは?をよく知らないまま、私と出会い、恋愛をし、私流のFTMはどういうものかを、つきあいながら知った。FTMだからといっても、全員が同じようなことで悩み、同じようなことで苦しみ、なにが辛くてなにが平気か、それは個体差があるので、私の場合のFTMをよく受け入れようとしてくれていた。

とりとめのない通話を終えて、家に帰る。
話せる相手が自分のパートナーでよかったなと改めて瑞に感謝の気持ちを感じた。
話せることで、吐き出せることで、ブラックホールから少し明るい兆しを見つけられるところまで出てこれたような感触があった。そして、体調が徐々に回復しつつある。
もう今朝のような鉛を抱えて歩いているようなキツさは感じていない。
偶然にも私たちは歳が同じで、誕生日も1ヶ月も離れていない。
こうして、体調の悪さも、同じように進んでいって、今はまだ、次の連休はどこへ行こう?とか、次のデートはなにを食べよう?とか、そんな計画で楽しんでいられるが、あと3年もすれば、健康の話題、通院の話題、更年期の話題、そんなのが頻繁になっているんだろう。
同じように、どちらかが、少しだけ早いか遅いだけの差。
運命共同体なのかなって感じる。
どんな辛さも分け合って、理解しあって。

だけど、きっとまた周期的にデリカシーのない言葉で瑞を困らせることは、まだ続くだろうな。
そうだね、更年期のようなもの、って思えばいいのかな?
瑞だったから、切ないところを素直に語れた。瑞なら聞いてくれるから。
いやがらず、面倒がらず。でも、本当は面倒さ。誰だって。
楽しいほうがいいはずだもの。
でも、ありがとう。素直に瑞でよかったと。



プロフィール

愼

Author:愼
愼(しん)
FTM(性同一性障害=戸籍女性)

趣味嗜好:LIVE参加 寝る エロ

瑞(たま)
愼の彼女 
趣味嗜好:犬と遊ぶ 虫の観察 甘いものには目がない デンマ
特技:愼を怒らせること エロ

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