瑞はキャパが狭いので、あれとこれ、くらいが重なると、もうキャパオーバーで、【あれ、これ、それ】の３っ目は手も頭も回らなくなる。

まー私なんて、ほぼ【それ】以下なので、気を使ってもらえるところにはなくなる。

こっちは当然寂しい。
しかし、ほかのことでいっぱいになると、私がなにをしていようと、おかまいなしになるので、瑞は逆に不安や心配を思うこともなく、むしろ安定しているくらいに勘違いしている。
こっちは、【そんなにどーでもいいなら、他へいくぞ！】
とさえ思ったりするのに。

私が文句を言うときは、もうそういう時と理由は固定されてる。なのに、学習能力がないので、何度も何度も繰り返す。こっちもいい加減疲れてきたよ。またほったらかしか。。。と。


『だからね、他の女とヤるぞ！とか、言わないでね』

なんでかな。
魔法のような言葉なんだよな。
ホッとするっていうか。

んなこと考えてないよ、と心で答えている。
瑞がいうと、はいはい。わかってるよ！
と、あんなに文句言いたくて、いじめてやるつもりで噛みついてやったことも、もうどーでもいいか。。。
と思える。

けれど、たまにはハラハラさせないと、人の気持ちを考えないとこあるから、反省させないから繰り返すわけだし。
甘やかしすぎだからね。私は。。