2017/02/09
00:02:15
会えない時間がこんなに長かったことは、この2年ちょっとの間に1度もなかった。
どうしたって会いたい気持ちを抑えることができず、結局なんだかんだ口実を作って、たった5分だけでも会いに行っていた記憶。
瑞の子供が熱中症になり、これは週末、会えそうもないな。。。。。と思うのと、そんな熱中症の子供に、どのような対処法があるのかわからない瑞に、何をその子に与えればいいのか、なにを準備したらいいのか、きっとあまりわかっていないだろなと、ドラッグストアで一式買い込み、夜高速を走って瑞の家の近くまで行ってしまったことがある。
買ったものを渡すだけ。
それだけでも、ひとめ会えるだけでいい・・・・そんな気持ちでほんのちょっとでも役に立てればいいなと、余分なものまで買い込んだかもしれないけれど、。。。そんなこともあったな。。。
大雨の日。平日の夜。
どうしても会いたくて、仕事が終わったあと、そのまま当時待ち合わせにしていた大型ショッピングモールの屋上で待ち合わせて来てもらったこともあった。。。
あと数日待てば、会えるんだろうとわかっていても、どうしても会いたい気持ちを抑えることができずに強行突破したものだった。
けれど、今回は瑞を一瞬でも家から出て来てくれとは言いにくい環境で、とにかく受験が終わるまでは我慢するしかなかった。
ちょうど自分の方にも家族の入院が重なり、もし、早く終わったら会えるかもしれない・・・と言った日でさえ、結局到底早く終わることもなく、会えないまま・・・15日が経過した。そして、週末まであと3日。
それぞれの心配事、自粛生活を終え、ようやく会える日が来る。
ふと思った。
「これが、つきあい出してまだ1年未満だったら・・・耐えられなかったかもしれない」
1年未満の私たちは、ホントにしょっちゅう喧嘩をしていたし、信頼関係というものを築き上げている最中で、私はよく瑞に、真実を語れ!と言っていた。
そして、何より心配だったのは、寂しがり屋が自粛だなんてできるわけない、ということ。
あのころ、もしも受験生を抱えていても、瑞は自分の気持ちを優先して、でかけようとしてしまっていたんじゃないかと。
そして、ひとりでいる寂しさを忘れさせてくれる相手だったら、誰でもいいみたいな(そこまでは言い過ぎかもしれないが) とにかく
家から外出して、人と会っていたい。でも、愼は、自粛しろっていうから会ってくれない。だから、別の人と。。。なんてことで、男女問わずひとりの時間を埋めてくれる人と会う事にしてしまっていたかもしれない。
もし、ホントにそうだったら、誰と会ってたの?と聞いて、女性のママ友だよとか言われても、ホントにそうかなぁ?と疑っただろうし、なんで自粛して!ってことで、こっちだって我慢してるのに、当事者本人が裏切って遊び歩いてるの??というところで、信じられないから、、、と別れることになってしまったかなと思う。
すごく濃い2年の交際期間で、もう何も隠すこともないくらい、なんでも話してきて、この長い会えない時間をとりあえずは乗り越えることができるところまできている。色々あったけれど、それでも別れずにここまで積み上げた結果が、15日会えなくても、もし、この先1か月会えなかったとしても、それでも、ちゃんと次に会える日を楽しみに待てるだろうな・・・・不安は募るけど・・・
今度会う日は、もう、お互いどこへも行かなくていいから、ホテル直行で、早くふたりだけになりたい!ということ。
すごく寒い日になりそう。
でも、会えるというだけで、心はあったかい。
そして、抱いたら余計に熱くなる。。。身も心も。。。