会いたくても会えない日が続いていた。
途中、この日だったら、もしかしたら・・・と期待していた日も裏切る結果になってしまって、これは今日は到底会えないと決まったとき、こちらから送信した、「やっぱり無理だ。会えないや・・」と送ったメッセージも、本当に落胆して、がっかりして、このメッセージがどこかでひっくり返って、「やっぱり行けるから!」と再送信することができないものか・・・・と考えていた。
けれど、それはやはり無理なまま。。。。瑞から、「用事が済んだので、このまま家に引き返すね」というメッセージが届いたとき、私は心の底から、「お願い。。。。待って・・・・」と言いたかった。
けれど、このあと、翌日の朝も瑞は早朝出発しなくてはならないことが決まっていたので、私の都合で遅くまで引き留めることはできなかった。
あの日。。。。どうしても会いたかった。
会えない日が続くことは双方の問題が、自分ではなく、お互いに家族の問題を抱えてのことなので、無茶は言えないのだけれど、でも、会えないのがこんなに続くことが限界に達していた。
その後、瑞は長かった自粛からの解放へと向かった。
私はまだ、完全な解放とはいかないものの、峠を過ぎたことは確かだった。
もしかしたら会えるかも?という日を逃し、結局11日の土曜日までお預けが延期になり、やっと。。。。やっと11日を迎えた。
私は、11日を迎えるまで瑞がよそよそしく感じていた。
あまりにも長い自粛生活に、もう慣れてしまったから、会えなければ会えなくても平気になったんだろう、、、、そんなふうに瑞を感じていた。
11日も会えないってなっても、瑞は平気なのかもしれないな・・・・・「あ、そう。じゃぁ、仕方ないよね!またね!」とあっさり言うのではないだろうか?とも思った。
11日朝・・・・
瑞は下の子供を部活に送り、そのままの足で待ち合わせに向かうので、時間は何時くらい、、、という話が前日にあり、私はそれに合わせて向かうよということで電話を切っていた。
私は11日の朝、自分がおかしかった。
そわそわしているような・・・ふと座り込むと、ぼーーっとするような。。。。
いいことと良くないことが一度に押し寄せてるような、二重人格のような・・・・・
そんなことをしていて10分ほど出遅れた。
瑞がすでに高速に乗るという連絡。
あ!しまった・・・・・なにをのろのろしていたか・・・・・先に行って待っててあげたかったのに・・・
15分ほど遅れて待ち合わせ場所に到着した。
瑞が私の車に乗った・・・・瞬間・・・・・
瑞は私の顔をひねったり、引っ張ったり。。。。そうしながら、うるうるして泣き出した・・・
私は、ああ!!!なんということ・・・・・と自分自身をすごく後悔した。
自分をすごく攻めた。
私のことなんて、どうでもよくなってるんだろう、などと不貞腐れてみたり、やけくそになってみたりしていたけれど、この瑞の姿をみることで、私は自分が間違っていたことに気づき、本当に申し訳ないことを思っていたんだと深く反省した。
ごめん、、、バカなことばっかり思ってて。ホントにごめん。。。。
そう思いながら、言葉を失っていた。
長く会えなかったという空気は消えて、先週も、何度か一緒にいたかのような空気に包まれていた。
いつものホテルに入り、私からは1月末のときのお土産などを渡し、思いがけず、瑞からもプレゼントを渡された。
「なに?なんのプレゼント?」
「これはなに?」
いちいち聞かれて、瑞も困っただろうに・・・w
1つ、瑞が、出し惜しみするように、「ひとりで見て」とか「ひとりで使って!」とか、それはどういうものか、、についての質問の回答が、妙に意味深で、これ、もしかして、エログッズか??と思ったのだが・・・・・
それをもらって、中を見たら!!
エログッズだなんて、なんという失礼なことを言ったのだろう・・・また本当に反省した。申し訳ない気持ちでいっぱいになった。
それは、瑞が手作りで編んでくれた、スヌードだった。
手芸なんか苦手で、嫌いで、やりたくもないだろうに、肩もこっただろうし、背中も痛かっただろう。
そんなのやる暇だってなかっただろうに・・・
私のために手作りしてくれたんだと思ったら、「なにをこそこそしてるのか?」と言ったことがあったけれど、それさえ、それを作っててあまりカカオも来なかったんだろうなとわかった。
色々な反省を見せつけられる久々のデートに、ごめんね。。。の気持ちが大きくて、本当にずーーっと抱き合っていた。
久々の瑞の肌・・・・・肌を重ねたときに、ほっとするのはいつもだけれど、ホッとするというものを超越した言葉にできない、感極まる気持ちで硬直していた。
瑞だ・・・・・・・会いたかった。
瑞・・・・・・・会いたくて会えなくて、イライラしていた自分を反省する。
よかった。またこうして会えて、抱きしめた感触で言葉を超えた。
こんなにずーっと抱き合ってた日もなかったんだろうな。
何度も何度も、もうイッテるのに、まだ続けて何度も・・・・
自分ですごいなって思うくらい、いつまでも腰を振り続けていた。
停められなかった。ずっとこうしていたいと思っていた。
シェアで何度も何度も、、、だったけれど、今回はシェアの出番がすごく多かった。
やはり、アレを使って抱き合うのは最高に至福の時間のように思う。
午前中にシェアを使ったあとは、ぐったりして知らぬ間に眠ったが、気が付いて時計を見ても、そんなに長いこと寝ていたわけではないが、深くしっかりした睡眠がとれた。起きればまた・・・・・・どうしようもないんだな。。。この幸福感。
ずっと一緒にいたい、その想いがずーっと続くのはしんどすぎる。いつかは、ホントにずーーっと一緒にいられるようになりたいと思う。
やっと会えた1日も終了。
また次回まで離れ離れの現実の世界がある・・・・
「人の心までは縛れないんだよ!」と私は瑞に言ってきた。
人の思想、心までは、どんなに行動を制限できても、そこまでは縛ることも覗き込むこともできないんだよ。
けれど、私は心まで捕らわれの身。
その心で私も納得している。
だから、一生捕らわれの身でいいのだ。
それが私の幸せだから・・・
昨日を振り返り、瑞の表情の1つ1つを思い返して、会いたさはまた加速する。
もらった手作りのスヌードを見て、「これを作っていたの?!」 と言ったとき、
「うん。こそこそなにをしてるんだって怒られた・・・・」 と言ったとき。瑞は私の背後に隠れて顔を隠していたけれど、でも、そのときの表情ははっきり伝わっていた。
瑞の色んな気持ちがこもっているスヌードだというのも感じた。
そして、本当に人を愛すると、ここまで相手の幸せを考えて、場合によっては自分が身を引かなくてはならないのかもしれない・・・ということも辛いながらも覚悟したり、それもありかもしれないなと腹を括ったりすることも出てくるんだなと感じている。
誰にも渡したくない。盗られたくない。どこへもいかないでここで、私だけの瑞でいてほしいと思うのに、、それが私といることが、瑞の最高の幸福ではないとしたら、最高の幸福を見つけたときは、応援しなきゃいけないのかな、、と感じることがある。
果たして、本当にそんな場面に出くわしたら、自分がどのようになるのだろうか?は、現実になってみなくてはわからないものだとは思っている。
会えない時間がこんなに長かったことは、この2年ちょっとの間に1度もなかった。
どうしたって会いたい気持ちを抑えることができず、結局なんだかんだ口実を作って、たった5分だけでも会いに行っていた記憶。
瑞の子供が熱中症になり、これは週末、会えそうもないな。。。。。と思うのと、そんな熱中症の子供に、どのような対処法があるのかわからない瑞に、何をその子に与えればいいのか、なにを準備したらいいのか、きっとあまりわかっていないだろなと、ドラッグストアで一式買い込み、夜高速を走って瑞の家の近くまで行ってしまったことがある。
買ったものを渡すだけ。
それだけでも、ひとめ会えるだけでいい・・・・そんな気持ちでほんのちょっとでも役に立てればいいなと、余分なものまで買い込んだかもしれないけれど、。。。そんなこともあったな。。。
大雨の日。平日の夜。
どうしても会いたくて、仕事が終わったあと、そのまま当時待ち合わせにしていた大型ショッピングモールの屋上で待ち合わせて来てもらったこともあった。。。
あと数日待てば、会えるんだろうとわかっていても、どうしても会いたい気持ちを抑えることができずに強行突破したものだった。
けれど、今回は瑞を一瞬でも家から出て来てくれとは言いにくい環境で、とにかく受験が終わるまでは我慢するしかなかった。
ちょうど自分の方にも家族の入院が重なり、もし、早く終わったら会えるかもしれない・・・と言った日でさえ、結局到底早く終わることもなく、会えないまま・・・15日が経過した。そして、週末まであと3日。
それぞれの心配事、自粛生活を終え、ようやく会える日が来る。
ふと思った。
「これが、つきあい出してまだ1年未満だったら・・・耐えられなかったかもしれない」
1年未満の私たちは、ホントにしょっちゅう喧嘩をしていたし、信頼関係というものを築き上げている最中で、私はよく瑞に、真実を語れ!と言っていた。
そして、何より心配だったのは、寂しがり屋が自粛だなんてできるわけない、ということ。
あのころ、もしも受験生を抱えていても、瑞は自分の気持ちを優先して、でかけようとしてしまっていたんじゃないかと。
そして、ひとりでいる寂しさを忘れさせてくれる相手だったら、誰でもいいみたいな(そこまでは言い過ぎかもしれないが) とにかく
家から外出して、人と会っていたい。でも、愼は、自粛しろっていうから会ってくれない。だから、別の人と。。。なんてことで、男女問わずひとりの時間を埋めてくれる人と会う事にしてしまっていたかもしれない。
もし、ホントにそうだったら、誰と会ってたの?と聞いて、女性のママ友だよとか言われても、ホントにそうかなぁ?と疑っただろうし、なんで自粛して!ってことで、こっちだって我慢してるのに、当事者本人が裏切って遊び歩いてるの??というところで、信じられないから、、、と別れることになってしまったかなと思う。
すごく濃い2年の交際期間で、もう何も隠すこともないくらい、なんでも話してきて、この長い会えない時間をとりあえずは乗り越えることができるところまできている。色々あったけれど、それでも別れずにここまで積み上げた結果が、15日会えなくても、もし、この先1か月会えなかったとしても、それでも、ちゃんと次に会える日を楽しみに待てるだろうな・・・・不安は募るけど・・・
今度会う日は、もう、お互いどこへも行かなくていいから、ホテル直行で、早くふたりだけになりたい!ということ。
すごく寒い日になりそう。
でも、会えるというだけで、心はあったかい。
そして、抱いたら余計に熱くなる。。。身も心も。。。
ドタドタと日にちは過ぎていく。
寒い2月もこうして過ぎていくのかな。
昨日は長時間運転と長時間座り待機とで、足腰背中がパキパキです。 特に足の浮腫みがひどくって、
足首曲げるのにもなんだかすんなりいかない感じ。
冷えもあるのかな。
冷えと言えば、
冷やしちゃいけないと思い
腹巻きにスパッツに毛糸のパンツに、
レッグウォーマーに足首ウォーマーにと、
下半身とにかく着込んでいるのですが。。
なんだか逆に締め付けて血流を悪くさせてるみたい。
お風呂で脱ぐととても解放感で、一気に血が流れ出す。
普段だって、こんなに着込んでるのにこんなに爪先が冷たいのは、
爪先まで血が通っていないせいなだな。。。
ということに思い至りまして、
明日からはほどほどにすることにしました。
お尻にはカイロを当てていればいいんだし、
この爪先を温かくしないことには、
痔の痛みがまた再発することはわかっているので。
冷えとの戦いはまだまだ続く。
もちろん、夏でもなのだ。
お互いの家族のことで、離れられない用事が重なった。
一年間365日あるなかで、何でこの1日に重なるものか。。。ww
なのだけど、そんな偶然もなかなか多い。
シンクロするのである。
そういうことが、多い。
付き合い始めの頃からだけど、
たまたま携帯を開いたら同時に愼からメッセージが届く、なんてことは日常茶飯事。
家に着いたと同時にメッセージが来ることも多いし、
携帯から離れていて戻った途端にメッセージが届くこともやたら多い。
え?!どこかで見てるの?。、と思うほどww
そんなわたしたちなので、メッセージだけでなく、
生活のなかのあれこれも重なるんだなぁ。。
愼ともよく話すけど、やるべきこと、優先させなきゃならないことから逃げてはいけない。
それは家族だったり仕事だったり、
お互いのことじゃないことでもやはりやらなきゃならないことをきちんとやれてこその付き合いなんだから。。。
自分達だけが幸せになるというのはよくないし、
それを乗り越えるのが試練なんだと思う。
会いたいときに会えないし、行きたいときに行けないし、自由にならないことは多いけど、この先の、二人の道を考えれば今なんてまだまだ始まったばかり。
焦ったって仕方なし。。 と思えるようになった。
しかし、これからも不安になるときはなるだろうし、
心配になることもあるだろうな。
そのときはお互いに同じ気持ちでいられることを何回でも確認できたら、きっと乗り越えていけるはず。
今日でなんとかひとやまは越えた。。かな。
これからも何が起こるかわからないけれど、頑張っていこう。
そして私は就活! 転職に向けて気持ち切り替えていかねば。
自分の彼女の寝顔を見たことがある人ってどのくらいいるのかな?
きっと、泊りでデートしたことある人たちなら見られるチャンスは必ずあるんだけど、でもきっと、どんな顔?って聞かれても、あ、、わからない。。。とか、そういえば知らない、とか。そんな感じが多いんじゃないかな?と思う。
私は、結構よく、瑞の寝顔を見ている。
私の方に横向きになって、丸くなって寝ていることが多い。
最近では、起きたら、グルグルに巻き付いてるというくらい、絡み合って寝ていたっけ。
瑞の寝顔を見ると、起こさないように、そぉ~~~~っと、じ~~~~っと見て。
ホント、幸せそうな顔で、かっわいい~~顔で寝ている。
それを見ると、初めて出会った日、なんでこんなに頑なになってるのかな?って感じた、あの顔も思い出す。
全然違う人。
そんなに幸せなんだ、、、と寝ている瑞を見ながら思う。
そぉ~~~っと起こさないように、頭をなでなで、よしよし、して。またじぃ~~~~っと見る。
一度、そんなことをしていたら、ふと起きそうになった。
そこで、なにか寝言でもないが、なに?だったか、え?だか、なんだか忘れたけど、何か言ったけど、ん~~大丈夫だよ、ってぎゅーっとしたら、また寝たw
私の大好きな瞬間。
瑞の寝顔を見て、よしよしすること。
ちゅーしたくなるけど、したらきっと起こしちゃうから。。。。
10日も会っていないのだと改めて考えると、
まだあと1週間は会えないことを思うと力が抜けるようで。。。
いつもならたいてい土曜日に(用があれば日曜日)会えていたから、
1週間頑張れば、と言うのがあったけど今週は
まだまだまだまだ。。。
金曜日のこの時間は心穏やかに過ごせていたはずなんだけどな、
長いな。。
愼はお子さんも手が離れ、他のご家族のことはあるけれど、
たいてい自由に時間を使える時期なのに、、
と思うと申し訳なくも思う。
そんなこんな、会えない時間が続くとこれまで出掛けたあちこちのことや、あった出来事をもう一度思い返してみたりして、
あーだったなこーだったな、と考えたりすることが多くなるなぁ。
晴れた日には晴れた日の思い出を、
雨の日には雨の日の思い出を、
寒い日には寒かった日のことを、
暑い日には暑い日のことを、、
天気や空気や風の感じで、似たような日の記憶が突如思い出されてくる。
今日は私、一緒に出掛けた鎌倉のことを思い出す。
約1年前だなぁ。。
真冬だったけど、こんな天気の良い日で、
北鎌倉の駅に降り立ったときの、あの包まれた空気感は不思議なものだったなぁ。。。
予定にはなかったけど、偶然にも所縁あるお寺に出会え参拝できて、あれも不思議だった。
思い出せば色んな出来事があるけれど、
そのひとつひとつ、どれがどうだったというよりも、
愼と一緒に過ごす時間そのものがそのまんま残っているんだ。
一緒の時間の中に、起こった出来事が思い出として残っている、そんな感じ。
だから、道をブラブラ歩いているそれだけでも思い出になるし、
並んでベンチに座ってるだけでも思い出になる。
鎌倉を思い出すと、浅草も思い出してきた。
すごーーい人混み!!
大混雑のなかを浅草寺参拝したっけ。
一緒に行く神社仏閣はどこも特別に感じる。
あちこち行ったなぁ。。
おみくじもたくさん引いた!
おみくじについてるストラップもおそろいのたくさん集まったしw
そして、これから京都にも行ける予定だし。。
春の京都。今からすごく楽しみ。
出逢ってから、よく話題に出ていた、京都への旅の話題。
行きたいなー!行きたいね!といい続けて、なかなか計画が実行されなかった。
でも、必ず1泊しなきゃ行けない距離ではない。
実行に移す気合いが足りなかっただけ。
2月に二人で逆方角のツアーに申込んであったのをキャンセルした。
それは、泊まれないだろうから。
金曜日~土曜日のツアーだったので、きっとそこは土曜日に、子供の用事が入ってくるだろうから、空けなきゃまずい!
それならば、金曜日だけの日帰りで行こう!となり、先日、ぶらっとこだまを予約してきた。
なんでもない日なのに、それでも席をおさえるのが少し余裕ないくらいに埋まっていた。
もう、すぐに押さえないと危険だ!
とその場で予約をしてしまった。
今から楽しみだ!!
問題は、たまが寝坊せずにちゃんと計画通りに予定時刻のこだまに乗ってくれること。
ふたりでこんなに色んなところへでかけるなんて、思ってもみなかったことですが、実行されてしまうと、思い出は増えて、また来年もね!という気持ちになり、繰り返し2度目、3度目となっていく楽しみが増えていく。
行きたいところ満載。
少しずつ実行されますよーに。。。