いつもながら、ふたりで美容室へ。
コロナ騒動から、去年まで通ってた美容室をやめた。
そして、ふたりで待ち合わせる町にある美容室へ4回くらい通った。
でも、それもイマイチだったのでやめた。
そして、今回、別の美容室を探し当て、初めて行ってきた。
なんというか。
入店した途端から、もう全然違っていて、椅子に座る前から、『これから長くおつきあいさせていただく美容師さんになる』というカンが働いた。
まず、記入するものを書いて、そこからカウンセリングへ。
美容室放浪組で、前回は2ヶ月前くらいにカットしたが、ぺたんこになってしまって気に入らなかった。
とだけ伝えたら、
それだけで、本当はどーして欲しかったのに、どこをどのようにしたからこうなってしまったのか。だから、今回はここをこうして、こっちをこのようにしたら、求めるものに出会えるはずです。
と説明を受けた。
はい!!そーなんてす!その通りなんです。
この美容師さんは、1を聞いて10を知る、以上の人だな。
全部任せていいな、と。
染める色の話も出たが、もう違和感なくやってくれるだろうから、やってください!みたいに、丸投げしてしまった。
前の美容室の人との大きな差は、経験値だけじゃないと感じた。
今回の美容師さんは、ヒトに興味があるひと。この人は何に興味があって、どんなことが好きで、という意味の。きっと生活スタイルを知ることも、髪型を决める大切なコンセプトになると理解してくださってるんだな。
前の美容師さんも、今回の美容師さんも、出身が関東という共通点がある。
人の生活スタイルに踏み込むのは、失礼とか行き過ぎとか、都会の人の考え方なのかな?と勝手に思ったけれど、いい仕事をするために、その人の人となりを知る必要があると思えば、『お仕事はなにをしてるんですか?』とか、そしたら、炎天下の太陽ギラギラの下で、髪が痛みやすい環境で仕事するんだなとか、工場の悪い空気の中で、ストレスもたまるんだな、とか、下を向いて作業する事が多いんだな、そしたら頭皮マッサージしてリフトアップしてやれるなとか、そーいうことも髪には必要な情報だよなと。
今回の人も、関東出身なら同じなのかと思ったら、凄く情報収集しようとしてくれていたので、仕事に対する想いが違うなと感じた。
前の美容師さんを悪く言う気はないが、一切関心を持たれなかった。
何1つ知られることなくフェードアウトした。
まぁ、長く続かなかったから、逆に知ろうとしてもらえなかった事で、逆に辞めやすかったのは結果論として、良かったけれど。
嫌だったのはスタイリングが合わないだけじゃなく、いい仕事をしようという気迫のようなものを感じられなかったから、かな。
しかし、そこを辞めようと思わなければ、モヤモヤしたまんま、またろくに好きでもない髪型にされて、気分も上がらずにまた来月……となっていたところだし、そしたら、今回の美容師さんにも出会えなかったなぁ。
出会えるはずもない人との出会いは、どこでどのように出会えるかわからないね。
意味があって巡り会えたのだから、大切にしたいなと強く感じた。
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