仕事中、

お昼寝する子どもを寝かしつけながらふと、壁に貼られたクラスの子どもたちの名前が目についた。

トントンしながらなんとなーくそれを見つめていたら、不思議な感覚になった。

最初、入園した当初はその名前はただの言葉の並びだったのに、

ひとつき経過し、

その名前を持つ子どもたちとの間に様々な出来事が記憶されてくると、

名前に命が吹き込まれて見える。

やんちゃな名前だったり、

おとなしい名前だったり、

複雑な名前だったり、

名前に彩りが出てくる。

あー、、名前って、こうして少しずつその人のものになってゆくんだなぁ。。。

と、不思議な気持ちになった。

名前って大事だな、と改めて思った。

私の名前はどんな光を放っているのだろうな。

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