好きという気持ちは、どんな理性や理屈よりも飛び抜けて優先されるものなのかもしれない。
理由があって誰かを好きになって、幸せを感じられるだろうか。。
あ、、それが妥協ってことか。
愼がよくいう、
「妥協したくない」
というのは、そういう意味もあるのだな。
きっと、これまでの恋愛が、妥協だらけだったからだろう。
妥協ではなく、理由も理屈も関係なく、
誰かを好きになり、それが幸せであるならば他に何かを求める必要はまったくない。
恋愛だけでなく、なににつけてもタイミングは大事。
愼は、前の彼女と別れたくてでも別れられない事情があってそんな関係が苦しくて
、彼女がいながらネットで知り合った何人かと会ったりしていた時期があり、
そんな経験を経て彼女と別れ、
家庭内での問題も落ちついた頃に、たまたま私が出した掲示板の募集を見てくれて、そこから出会うことができた。
愼は、
「前のやつとゴタゴタしていた時期に、俺はもしかしたら大事な出会いがあったかもしれないのに見逃していたかもしれないな」
と言う。
そしたら私との出会いもなかったわけで、
あったかもしれない大事な出会いを
逃してしまったり
たまたまの瞬間に出会えたり、
タイミングというのはすべてに通じる。。
けどね、
それよりも、きっと、好きという気持ちは上回るんじゃないかな、とも思うんです。
また、いくら好きという気持ちがあったとしても、お互いの努力と思いやりがなければカサカサに乾いた関係になってしまうと思う。
きっと、
前の彼女には彼女の課題があった。
とても辛くて重大な課題であり、一人では乗り越えられないほどのものだったからこそ、愼が現れたんだと思う。
タイミングがあって、他をさておき向き合ってくれる気持ちをももらっていたのに、
自分が動こうとしなかったことが
カサカサに乾いた関係にしてしまったのかな。。
恋愛に限らず、人間関係すべて、
人任せではいけないんだね。
下手くそでもいい、
うまくできなくてもいい、
失敗してもいい、
とにかく自分から。
ここのところ異動に伴い、人前で放す機会が多く、
人前で話すことが苦手だったり経験もなかった私でしたが、
あー、、下手くそでもいいんだ、うまくできなくてもいいんだ、
自分の気持ちを真摯に誠実に偽りなく伝えようとするこの姿勢が大事なんだな、、
と思いながら、話していました。
下手の逃げ口実かもしれませんが、これが最後かと思えば、後悔しないように伝えようと思えた。
それと同じこと。
一瞬はもう2度と戻らない。
下手でもうまくなくても失敗してもいいから、自分から向き合っていかないとね。
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