blogに登場する｢彼女」はSNSを使って、どんどん新しい出会いをGETしているのだけど、
ふと、思い起こせば、瑞も出会った当初、SNSをやっていた。
やってるのを知ったのは、会話の中でだったんだけど、知ったとたん、家に帰って片っ端からどれが瑞なのか？を探しまくったのを思い出した。
二人候補が出てきた。
本名をフルネームで知らず、下の名前だけ、漢字も聞いていたし、登録していた住所が合っている、内容も話してることとほぼ一致していることで、二人に絞られていた。
ひとりの人は、それほど更新してなかったし、友達の数もそこそこ程度で、まぁ、利用頻度は普通とみた。もうひとりは、よく更新していて、友達はやたら男が多く、なんだこりゃ？？と思われる人まで友達にいて、ある意味、中毒化しているような人だった。

その後、本名をフルネームで聞き、SNSのしぼられた二人のうち、ひとりが脱落し、ひとりに確定したわけだが、まさかの、中毒化しているほうが残るとは思ってもみなかった。。。
汚いやりかたかなとは思ったが、SNSをしていることも聞いていたし、「友達になろうよ」とも言われ、全体を公開していたので、別にここで私が見たっていいだろうと、あえて、「見せてね」も言わずに、じーーっくり、隈なく見た。
かなりショックだった。今でも脳裏に張り付いて離れない、おっぱいがこぼれそうな写真のアップ。
みんなに、「きれいだね」「興奮する」みたいなコメントをもらって、喜んでいる状態がはっきり記されていた。

こんなに男が友達にいて、こんな写真をアップしたら、ガードもかかっていないわけだし、好みの男は画像を持っていくだろうな。。。。ほーーら、私もいただきましたよ！！みたいな簡単なもんだった。

当然、喧嘩になった。今思えばあれが初めての喧嘩だったな。。。
｢見せてね」といわないで勝手に見たことで、いきなり言われたのが、「なんで勝手に見るの？断ってから見るものでしょ！」
素直に、「はぁ？なんで俺だけ断る必要があるんだよ。世の中の誰にでも公開してるくせに！俺が見るねって言えば、見せたくないものだけ見えないように操作したんだろうが！」

あの喧嘩のとき、正直、「この子とは、ダメかもしれない」そう思った。
今だから話せるのかもしれないけど、まだ出会って1ヶ月もしてなかった時だったかな？
あの頃の瑞は、今のような子ではなかった。
考え方がちょっとずれていた。
なので、頭に血が上るポイントが的外れだった。
「なんで勝手に見るんだ」と返されたとき、一番、「こいつはダメだ」と感じた。
結局、SNSの恐ろしさ、必要な操作、やらないほうがいい事柄、etc・・・ネットの世界をまるでわかっていないからこそやっていることばかり。初心者あるあるみたいなものだった。
つまり、SNSをやってる初心者が、SNSをやらない人に感じる「やり方がわからないのでできないのだろう」という感覚で私を見ていたようだった。
わかってるから、やらないんだよ。と説明すると、やっと納得したらしく、その後、ID削除をしてくれた。

その後、blogや様々なものを削除させた。
ここを作ったときも、私は反対したけれど、どうしてもふたりでやりたいという意見で継続してはいるけれど、個人的にはやってほしくはない。どこでどう繋がるかわからないのに、恐ろしくて。。。
一時期は他人の書いているblogを読むことも反対した。読んでコメントなんかするものだから、またこれも恐ろしくて。。。
理由は、｢自分のblogにコメントくれたら、返さないといけないかなって・・・」という安易なもので。

今ではどうしてるんだろうな？ちらほらどこかは見てはいるようだけど、私が変わったのかな？
「やりたけりゃやれ！」みたいな感覚になったな。。。
24時間365日監視することはできないし、そんなことまでしたくもない。また私もそんなに暇ではない。口約束で、「これはだめ、あれはだめ」「わかった、しないよ」そういったところで、すべて縛ることなんてできない。「しない」と言っても、したいと思えばSNSだろうが、浮気だろうが、結局のところ、本人の心１つでやるときはやるのだから。
つまりは信頼するしかない。

してほしくないことを、もしかしたら、しているかもしれないけど、この私がスルーできるのだから、信頼してるからなんだろうと思う。

惚れ負けです。

なんだかんだ言っても、所詮、惚れ負け。
万が一、騙されたとしても、それでも会いたい、それでも別れたくない。
いつか、私も、あのblogの主さんのように、「俺だけのものでいて！！」と願う半面、あれもこれも制止したら、二度と会えない関係になってしまうのが一番最悪だからこそ、それでも繋がっていたくて、怒ったり制止させたりすることなく、なんでも「うんうん、そーなんだ^^」と顔で笑って心で号泣して、、みたいな日が来るのだろうか？

女性にとってのSEXって、いったいなんだろうね？
誰としても気持ちいいと思えるようなものじゃないってのが、私の感覚なんだけど・・・・

そうはいっても、瑞に出会う前の私も、浮気性だと自分で思ってたな。
浮気っていう感覚がなく、「お前が悪いんだろ！放置しとくから！」みたいに、相手のせいにして、自分の寂しさや暇を埋めようとして、誰かと出会おうとしたものだった。
瑞が私のすべてにおいて足りないことを埋めてくれたんだと思う。
それなのに、私は瑞を縛ろうとしているのだろう。
それなのに、こんな私を受け入れてくれていることに、大きな感謝がある。

あのblogを読んで、笑いながらも、切なくなって泣けてくる。
自分にも当てはまる要素があったり、すごく書いてる行間に思いがあることを読んで切なくなっていた。同じ心の温度でいたい。温度差が辛い。そう感じた。

しばらく会えない状況だったけど、やっぱり、明日会いにいこう。

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