今シーズンのドラマは、凄くはまったものはあまりなかったけど、全部まとめて見た今日、『この世界の片隅に』を見て、久しぶりにいいお話を見たなーと感じた。

どーやら、関東ではあまり伸びなかった視聴率は、さすがに広島あたりでは高視聴率だったらしい。
広島の原爆の時代のお話でしたね。

松坂桃李はこんなにかっこよかったのか。
いい旦那さんの役だった。

しかし、この時代に遊郭の女性と結婚を本気で考えるという事がホントにあったのかな？
結局は、その女性とは結婚しないことを選んだわけだが、本妻となった女性が、人の噂話やなんかで自分以外の女性と結婚を意識していたほど、好きになった人がいたということを知り、複雑な思いになるんだけど、この辺は昭和の女だなー。
旦那に問い詰めるなどせず、深い内容を知りたいと思いつつも深いことまで知ろうとせず、ただ、旦那さんを信じて心から愛し続けていくという姿。

旦那も知られたことを知りながら、とくに話そうともせず、ふたりはお互いにモヤモヤしながらも、お互いを１番に思い合う。

理想的なところだな。
今の時代は、散々問い詰めて、あーだこーだと言われる。
時の流れだな。

ま、この話はそれがメインなわけではないので、ホントに大変なところをも、場面は沢山あるから、ひと括りでは語れませんが、ホントにいいお話でした。
胸がジーンとしました。