2ntブログ
FTMの彼とノンケの彼女の気ままブログ。喧嘩もHも濃厚な、ぐっと濃いブログです(*^^*)
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22:46:00
11月に入ってから、ごちゃごちゃしていた二人の関係・・・
けれど、この週末は 岡村靖幸さんのライブに行く約束をしていた。
Zepp nagoya・・・

ひとりで悶々と、結局一緒に行くことは企画倒れになるのかな・・・・
ひとりで行くことになるのかな・・・
色んなことを思い巡らせる時間だった。
意外と冷静な自分もいた。
きっと、11月23日あたりに瑞から連絡が入るだろうな、と勝手に想像していたが、結局は22日に連絡が入り、仕事が終わってから電話で話すことになった。
ほんの数日でも、我々にとって交際スタートしてから、こんなに長いこと1日1つのメッセージ送信も、通話もしないなんていうことは過去になかったことなので、それは長い沈黙の時間となっていた。

自分としては、この先、どのような選択をするのかは瑞が決めればいいと思っていた。
私がノンケである瑞の本当の幸せとはなんだろうか?と考えたらどう考えても私とずっと一緒に過ごすことではないだろうと思うこともあり、ちょうど分岐点にいるのであれば、ここで一区切りつけて、べつの人生を選ぶこともありだろう。けれど、やはり瑞にとって私が一緒にいることが最善と思うのであれば、それに従おうと思っていた。それは、自分の意思がないというのではない。
私には、最愛の瑞の人生だからこそ、私には決めることも強引に向かせることもできないと思うからであり、私の幸せは今、自分を優先に考えられるはずもないということだけ。
性格上、自分優先の幸福というのを、まず最初に考えることってできないんだけど・・・

何度同じ喧嘩をしても、何度私が機嫌を悪くしても、瑞の自己中が直るはずもないことぐらいわかっているし、「もっと深く考える努力をしろ」だなんて言ったところで、「それはいったい、、、、どのようにすることなんだ??」という具合で、まったく変化もないだろうことぐらいわかっていた。
なので、今回の選択肢をどこへ持ってきても、我々の関係はこの先も変化はない。
それでも私と一緒にいたいという結論であれば、この先も私はいくらか定期的に同じことで落胆するんだろう。だから、自分が落胆して、不機嫌な思いをしないようにマインドコントロールするしかないんだ。

それでいいのか??と自問してきたが、やはり、腹は決まっていた。
瑞と離れる覚悟のほうが難しい。
私には最初から「別れよう」という選択肢がない。
喧嘩をすると「別れる!」とか言った事もあって、客観的にみてもそんなことを口に出す奴なんかホント嫌な奴だなって思う。けれど、真実は1つ。私が別れたくなって別れることってできないな。。。別れたいだなんて、心底思う日なんか来ないんだなって・・・

今頃、お菓子食べて寝転がってTVの時間かなぁ?と思ってみたり、もう仕事から帰ったのかな?なんてことも思ってみたり。
けれど、自分の仕事もやるべきことも、てきぱきとこなせて手につかないとか酷く暗くなっているとかそういう手につかないような自分にはならなかった。

好きになるのに、理由なんかない。
こういうところが好き、とか、こうだから好きとか、なにか理由があったら逆に変なんじゃないかなって。その理由が消えたとき、好きという気持ちも消えちゃうんだよね。そしたら、それって、自分が相手を好きになったっていうより、相手のステキな部分だけに気を取られていただけで、同じようにステキな部分がある人であれば、誰でもいいんじゃないかな?って・・・

この人がいい!!ってなったら、世界に1人しかいない、こういう姿、顔、考え方、表情、話し方、性格・・・すべてにおいて、どこ探しても2人といない、この人であることに満足して好きになっている。深くつきあえば、きっと嫌いな部分も知るだろう、自分と真逆の面も見るだろう。
それでも、やっぱり弱いところも良くないところも知った上で、この人でなきゃダメなんだよ、、、と感じたとき、それはもう恋ではなく、愛なんだよって思う。
そこがとても不思議だけど、こんなに色々な喧嘩をしてきても、やっぱり居ないと困る人。

無連絡の数日間に私が再度改めて考え直したところは、その部分だった。
実にその決断は早くに気づいていたので、私にしてみれば考えることでもなく、すでに決まっていることをどう伝えるか?というだけに焦点は絞られていた。

無連絡の時間が長ければ、やはり瑞の出す回答に、雲行きの怪しさを感じずにはいられなかったけれど、それならそれで、背中を押してあげる決意もできていた。
その決断は正しいよと、言ってあげることが最後の愛情表現かな?とも考えていた。

自分がどんどん、穏やかな気持ちで瑞を待っていることに気づいた。
その答えは、「神のみぞ知る・・・」二人にとって、まだお互いがそばにいることが必要であるのなら、このまま、継続させる方向へ導いてください。
お互いのためにならない関係であれば、早く正しい選択を与えてください。
その結果に、私は従います。・・という気持ちでいられた。

♪あともういっかい あなたから  またもういっかいの電話で僕らは出なおせる
でもこういったことばっかり続けたら あの思い出がダメになってゆく♪

待つってことが、こんなにイライラせずに居られることなんて、、、というくらいに。

22日の電話の向こうの瑞は泣いていた。

瑞の話してることを、うんうん、とひたすら聞くに徹していた。
話を聞きながらも、また「もういいよ~わかってるから~~いいんだよ~」という気持ちでしかなかった。
言葉につまりだし、支離滅裂になりだところで、私の思いを語り始めていた。

もう、連絡がきたということだけで、すべてが許せてというか、もうこれで、これ以上のなにものも求めていない自分だった。数日間でも、連絡を断っていた時間が怖かったんだろう。
そういう思いがあればもういい。それだけでいい。

♪電話なんかやめてさ 六本木で会おうよ 今すぐおいでよ
仲直りしたいんだ もう一度 カルアミルクで・・・♪

長かった数日間のあとの、最初のデート。
ライブでも、このカルアミルクを生で聴くことができて、ジーーンとしていた私だった。
この数日間のことについては、多くを語り合うことはなかったけれど。
私はその間に、それぞれがひとりで考える時間になれたと思っているし、やはり、簡単には離れることはできないなとも自覚している。
もうそれだけが、ふたりにとっての全てなんじゃないかって・・・


















プロフィール

愼

Author:愼
愼(しん)
FTM(性同一性障害=戸籍女性)

趣味嗜好:LIVE参加 寝る エロ

瑞(たま)
愼の彼女 
趣味嗜好:犬と遊ぶ 虫の観察 甘いものには目がない デンマ
特技:愼を怒らせること エロ

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